本文へスキップ

コンクリート計算ツール

土工事

コンクリートの寸法

入力に合わせて更新

コンクリートの種類

普通コンクリート

およそ 2,240–2,400 kg/m³ で、生コンの一般的な範囲です。

面積の形状

長方形

縦・横と連動

深さの早見

テラスや歩道で10 cm、車を停める場所は12–15 cm。

ロス、沈下、切れ端の分。

計算値

単位系

1.00m³

推奨発注量 ・ 余裕10%

1.10 m³

長さ · 4 m幅 · 2.5 m版厚 · 10 cm
袋の規格25 kg袋40 kg袋計算値8654発注量9459
リットル
1,000
重量
2.24–2.40 t
平面積
10.00 m²
1 m³あたりの施工面積
10.0 m²
密度
2.24–2.40 t/m³
費用を概算する
費用の算定基準

発注費用の概算—

上の推奨発注量を使います。

寸法を入れると、買うべき量が出ます

コンクリート計算ツールの仕組み

まず体積を求め、そのうえで選んだ材料の推定かさ密度の幅を掛けて重量を示します。推奨発注量には、沈下・地面の不陸・わずかな測定誤差のために10%を加えています。

入力した寸法で

4 m × 2.5 m × (10 cm ÷ 100) = 1.00 m³

前提としたかさ密度: 普通コンクリート · 2,243–2,403 kg/m³

完全解説ガイド

土間スラブ・基礎・支柱に実際に必要なコンクリート量の求め方

上記のコンクリート計算ツールは、施工箇所の縦・横・厚さ(深さ)を入力するだけで、立方メートル(立米・m³)と必要なセメント袋数を瞬時に算出します。テラスや駐車場の土間コンクリートスラブの打設、ソノチューブ(紙製丸型型枠)を用いた独立基礎の打設、フェンス支柱の埋め込み固定など、正確な体積計算は強度とコスト管理の基本です。大規模な工事ではミキサー車による生コンクリート(生コン)を発注し、小規模なDIYや補修工事では市販のドライ生コン袋(25 kg袋や40 kg袋)を使用します。

基本的な体積計算式は「長さ(m) × 幅(m) × 厚さ(m) = 立方メートル(m³)」です。例えば10 m²を厚さ10 cmで打つと1 m³です。しかし実際の施工現場では、地盤の凹凸や不陸、生コンの側圧による型枠のたわみ、こぼれロス、基礎底の掘りすぎなどが発生します。打設途中で材料が不足すると構造的な弱点となる「コールドジョイント(打ち継ぎ不良)」が生じるため、通常5〜10%(深い柱状基礎や掘削溝では15%)の安全余裕率(割り増し)を見込んで発注することを推奨します。

強度は体積とは別に決めることです。日本の生コンはJIS A 5308に基づき、呼び強度(18、21、24、27など、単位N/mm²)・スランプ・粗骨材の最大寸法・セメントの種類で注文します(例:24-18-20N)。下のよくある質問で説明します。この計算ツールは注文する強度に関係なく体積と袋数を出すもので、その体積をセメント、砂、砂利に分けることはしません。再生砕石(コンクリートガラ)はコンクリートではなく路盤用の再生骨材で、その重さは平板用路盤材の計算ツールで扱っています。同じ進入路をアスファルトで舗装する場合は、アスファルトの計算ツールが打設量の立米ではなく締め固めた合材のトン数で計算します。

コンクリートの種類と比重・密度の違い

一般的な普通コンクリートの単位容積質量(比重)は約2.3〜2.4 t/m³(約2,300〜2,400 kg/m³)です。人工軽量骨材(膨張頁岩など)を用いた構造用軽量コンクリートは約1.4〜1.8 t/m³と軽量化され、繊維補強コンクリートは比重を変えずに初期乾燥収縮ひび割れを抑制します。

コンクリート重量
構造用軽量コンクリート1,424–1,839 kg/m³
繊維補強コンクリート2,243–2,403 kg/m³

用途別の推奨コンクリート厚さ

厚さは荷重耐力、ひび割れ防止、鉄筋・ワイヤーメッシュのかぶり厚さに直結します。掘削前に地域の凍結深度および建築基準を確認してください。

歩道・犬走り・庭のアプローチ10 cm
テラス・物置下地・ウッドデッキ基礎スラブ10–12 cm
一般乗用車の駐車場・ガレージ土間12–15 cm
大型トラック・キャンピングカー・工場倉庫床15–20 cm
ソノチューブ丸柱基礎・独立柱基礎凍結深度以深まで(通常 75–120 cm)

生コンクリート(ミキサー車)と袋詰めインスタントコンクリートの比較

1立方メートル(1立米・m³)は1,000リットルです。袋詰めドライ生コンを計算する際の注意点は「出来高体積」です。乾燥重量ではなく、水を加えて練り上げた後の体積で換算します。例えば25 kg袋で約11.7 L、40 kg袋で約18.7 Lの生コンができます。1立米の打設には25 kg袋なら約86袋、40 kg袋なら約54袋が必要です。生コン工場からのミキサー車配送は、工事が1立米を超えるあたりから、労力・均一性・費用のいずれでも袋を上回ります(3〜4立米未満の小口には小口割増がつくのが普通です)。

  • 85.4 × 25 kg袋 ≈ 1立米
  • 53.4 × 40 kg袋 ≈ 1立米

標準的なパレットには25 kg袋なら40〜50袋、40 kg袋なら30〜35袋(総重量約1.0〜1.4 t)が積載されます。

コンクリート施工で避けるべき代表的な失敗

作業性を上げるために水を加えすぎる(水セメント比の過大)

水を多くすると流動性が上がり均しやすくなりますが、水セメント比が高まり圧縮強度が著しく低下します。ブリーディング現象(余剰水の上昇)、表面の粉吹き(レイタンス)、乾燥収縮ひび割れの大きな原因となります。

転圧不足の地盤や乾燥した地面の上に直接打設する

地盤の締固めが不十分だと不同沈下でスラブが割れます。また、乾いた土の上に直接打設すると、土が生コンの水分を急激に吸い取ってしまい、水和反応が阻害されて早期ひび割れや硬化不良を引き起こします。

よくある質問

コンクリートの計算・配合・強度

なぜ計算値に10%を足すのですか?

余分な材料が、わずかな窪み、沈下、こぼれ、きれいな直角になっていない寸法を吸収します。計算値も表示したままなので、両方の数値を見比べられます。

袋数も同じ量から出しているのですか?

両方を表示しています。「計算値」の袋数は測った体積を満たす数、「発注量」の袋数は10%の余裕を含み、端数を切り上げた数です。

重量の推定はどの程度正確ですか?

体積は入力した寸法からそのまま決まります。重量が幅で示されるのは、水分・粒径・組成・締固めがかさ密度を変えるためです。

コンクリートは何からできていますか?

コンクリートは、ポルトランドセメント(10〜15%)、細骨材(砂、25〜30%)、粗骨材(砂利または砕石、40〜45%)、および清潔な水(15〜20%)に、必要に応じて混和剤を加えて作られる複合材料です。水とセメントの化学反応(水和反応)によって結晶質のペーストが硬化し、骨材を強固に結合して人工石となります。

コンクリート1立米の価格・相場はいくらですか?

配達される生コンの単価は、呼び強度、工場からの運搬距離、納入時間帯で変わります。3〜4立米未満の少量注文では空車保証料(小口割増)が加算されるのが一般的です。袋を買って自分で練る場合は、1立米あたりで配達生コンのおよそ2倍になり、業者が打設と仕上げまで行うスラブは生コン代の数倍です。上の計算ツールの「費用を概算する」欄に取引先の単価を入れると、発注額の合計が出ます。

コンクリートはどれくらいの量が必要ですか?

「長さ(m) × 幅(m) × 厚さ(m) = 立方メートル(m³)」で計算します。円柱基礎やソノチューブの場合は「π × 半径² × 深さ」を用います。現場の不陸や型枠のたわみ、こぼれロスを補うため、必ず約10%の余裕(割増)を加算して算出してください。

コンクリートは何袋必要ですか?

総体積を袋ごとの出来高体積で割って算出します。市販の25 kgドライ生コン袋は1袋で約11.7 L、40 kg袋なら約18.7 Lの出来高です。1立米(1,000 L)の施工には25 kg袋で約86袋、40 kg袋で約54袋が必要です。

コンクリートが乾く・固まるまで何日かかりますか?

打設後24〜48時間で硬化し人が歩けるようになります。約7日で設計強度の約70%を発現し、28日で本来の設計基準強度に達します。コンクリートは水分蒸発で乾くのではなく水和反応で硬化するため、打設後初期(特に最初の1週間)は散水や湿潤養生が必要です。

土間コンクリートスラブを打設する手順は?

1) 地盤を鋤き取り砕石を10cm敷いて転圧、2) 水勾配を考慮して木枠を組む、3) 防湿シートとワイヤーメッシュを敷設、4) 生コンを均等に流し込む、5) 定木(トンボ)で均し、木ゴテ・金ゴテで仕上げ、6) 面取りと誘発目地を入れ、7) 最低7日間湿潤養生を行います。

手練りコンクリートの作り方・配合比は?

標準的な容積比「1:2:3」で作ります(セメント 1容積、水洗い砂 2容積、砕石・砂利 3容積)。舟(フネ)の中で空練りして均一にした後、水(セメント比およそ0.4〜0.5)を少しずつ加えながら、スコップやクワで適度な粘りとツヤが出るまで練り混ぜます。

1立米には何袋のコンクリートが必要?

1立方メートル(1立米・1,000 L)には25 kg袋でおよそ86袋、40 kg袋でおよそ54袋必要です。現場のロスを見込んで1割ほど多めに用意してください。

1立米のコンクリートの重さはどれくらい?

普通コンクリート1立米(1 m³)の重量は約2,300〜2,400 kg(約2.3〜2.4 t)です。軽量コンクリートは約1,400〜1,800 kg/m³、遮蔽用の重コンクリートは3,000kg/m³を超えます。

生コンの呼び強度21・24・27とは?

JIS A 5308で定める生コンの強度区分で、数字は圧縮強度(N/mm²)を表します。注文時は「24-18-20N」のように、呼び強度・スランプ(cm)・粗骨材の最大寸法(mm)・セメントの種類を並べて指定します。木造住宅の基礎では、木造住宅工事仕様書が打設時の平均気温10℃以上で呼び強度24、2℃以上10℃未満で27を目安としています。構造物の強度は設計図書に従ってください。

タイプ3コンクリート(早強コンクリート)とは何ですか?

ASTM C150 Type III(早強ポルトランドセメント)を使用したコンクリートです。セメント粒子を極めて細かく粉砕しているため水和硬化が非常に早く、打設後わずか1〜3日で通常セメントの7〜28日相当の強度を発現します。プレキャスト工場、緊急道路補修、寒冷期の施工に重宝されます。

呼び強度30の生コンの配合比は?

呼び強度30を確実に満たすセメント・砂・砂利の決まった容積比はありません。生コン工場が使用骨材に合わせて配合計画を立て、低い水セメント比で製造します。この強度が必要なら、呼び強度を指定して生コンを注文してください。

呼び強度24と27はどちらが良い?

どちらが優れているということはなく、設計と打設時期の気温で決まります。27は強度に余裕があり、気温の低い時期の打設や耐久性を高めたい部位で選ばれます。24は一般的な住宅基礎で広く使われ、設計図書が認める範囲ならより経済的です。

手練りコンクリートの配合はどう決める?

小さな補修や束石程度なら、上で説明した容積比1:2:3が目安になります。基礎や土間など強度の指定がある部分は、手練りではなく呼び強度を指定して生コンを注文してください。容積比の手練りでは呼び強度は保証されません。

セメントのタイプ1、2、3、4(Type I〜IV)の違いは?

ASTM C150規格による分類です:Type I(普通ポルトランドセメント、一般建築用)、Type II(中庸熱・耐硫酸塩セメント、地下構造物・橋脚用)、Type III(早強セメント、緊急工事・寒中用)、Type IV(低熱ポルトランドセメント、ダム等の巨大マスコンクリートで温度ひび割れを防ぐ用)。

PPCセメントとOPCセメントの違いは何ですか?

OPC(普通ポルトランドセメント)はクリンカーと石膏のみで製造され、初期強度発現が早く早期脱型に適します。PPC(ポゾランセメント/フライアッシュセメント等)はフライアッシュや火山灰を混合したもので、初期硬化は緩やかですが水和熱が低く、長期強度と耐薬品性・水密性に優れ、ひび割れを防ぎます。