砕石計算ツール
砂利・砕石寸法を入れると、買うべき量が出ます
砕石計算ツールの仕組み
まず体積を求め、そのうえで選んだ材料の推定かさ密度の幅を掛けて重量を示します。推奨発注量には、沈下・地面の不陸・わずかな測定誤差のために10%を加えています。
入力した寸法で
4 m × 2.5 m × (10 cm ÷ 100) = 1.00 m³
前提としたかさ密度: 単粒度砕石 5–25 mm(US #57) · 1,424–1,602 kg/m³
詳細解説
進入路、土間コンクリート下地、テラス、排水に必要な砕石の正確な計算方法
上記の砕石計算ツールは、施工箇所の寸法から立米数、トン数、袋数を一括計算します。暗渠排水用の20 mm単粒砕石、ダンプトラックでのバルク配送見積もり、土間コンクリートの下地割栗・砕石地業、砂利敷き進入路の補修など、正確な数量算出で資材ロスを防ぎます。
砕石は、採石場の母岩(石灰岩、花崗岩、安山岩、玄武岩など)を発破・破砕機で粉砕して作る角ばった人工骨材です。荷重で転がりやすい丸い川砂利と異なり、角ばった破砕面同士が噛み合って強固な支持層を形成します。5〜25 mmの単粒度砕石は1立米あたり約1,420〜1,600 kg(約1.4〜1.6 t)、石粉を含むクラッシャーランは転圧後に1,540〜1,780 kg以上(約1.5〜1.8 t)になります。
用途に適した骨材サイズの選定が耐久性の鍵です。土間コンクリートの下地には、水みちを遮断して湿気上昇を防ぐ10 cm厚の単粒砕石(20 mm前後の水洗い品)が標準的です。インターロッキングや進入路には、プレートコンパクターで締め固まる粒度調整砕石(C-40 / RC-40 / M-40)が不動の基礎を作ります。
砕石は転圧によって細粒分が隙間に入り込み、締め固めにより体積が15〜20%減少(目減り)するため、計算結果には10〜20%の余裕を見込んで発注してください。
粒度と細粒分が重量と比重を大きく左右します
1立米は1,000リットルですが、粒度構成と転圧の有無でトン数は大きく変動します。単粒度砕石は排水空隙を持ちますが、粒度調整砕石は細粒分が密に詰まり高重量になります。
| 砕石 | 重量 |
|---|---|
| 粒度調整砕石/クラッシャーラン | 1,543–1,780 kg/m³ |
| 石粉/スクリーニングス | 1,543–1,721 kg/m³ |
| 単粒度砕石 2–10 mm(US #8) | 1,424–1,602 kg/m³ |
| 捨石/バラスト | 1,305–1,543 kg/m³ |
工事種別ごとの推奨砕石厚さ
層厚は通過車両の重量や地盤条件によって設定します。土木建築の標準的な基準値をご確認ください。
| 歩道・ガーデンパス・敷き砂下地 | 5–8 cm |
|---|---|
| 土間コンクリート床下砕石地業(単粒砕石) | 10 cm 転圧後 |
| インターロッキング・平板テラス路盤(クラッシャーラン) | 10–15 cm 転圧後 |
| 住宅進入路・駐車場路盤および表層 | 15–20 cm 多層転圧 |
| 暗渠排水トレンチ(フレンチドレイン)および擁壁排水 | 20–30 cm 洗浄単粒砕石 |
| 重機置き場・大型車両用進入路路盤 | 20–30 cm 転圧後 |
袋詰め購入とダンプトラックによるバルク配送の比較
少量のポットホール補修やポスト固定には25 kg袋が扱いやすいですが、1立米(約60袋)を超える路盤・舗装工事では建材店や砕石プラントからダンプ配送(トン単位)を頼む方が大幅にお得です。標準的な大型ダンプトラックなら1台で約9〜15 t(約6〜9 m³)を一度に運べます。
標準パレットには25 kg袋が約40〜56袋(約1〜1.4 t)積載されます。
砕石購入時によくある2大失敗
進入路や路盤に角ばった砕石ではなく丸い川砂利を使ってしまう
丸い川砂利は車のタイヤの下でベアリングのように逃げてしまい、深い轍を作って締まりません。車の乗り入れや舗装路盤には、転圧でガチッとかみ合う角ばった砕石(クラッシャーラン)を使用してください。
クラッシャーランの転圧による体積目減りを計算に入れない
粒度調整砕石はプレート転圧すると石粉が空隙に入り込み、厚さが15〜20%目減りします。仕上がり厚さを確保するため、必ず転圧余盛(10〜20%)を見込んで多めに注文してください。
砕石に関するFAQ
砕石についてよくある質問
なぜ計算値に10%を足すのですか?
余分な材料が、わずかな窪み、沈下、こぼれ、きれいな直角になっていない寸法を吸収します。計算値も表示したままなので、両方の数値を見比べられます。
袋数も同じ量から出しているのですか?
両方を表示しています。「計算値」の袋数は測った体積を満たす数、「発注量」の袋数は10%の余裕を含み、端数を切り上げた数です。
重量の推定はどの程度正確ですか?
体積は入力した寸法からそのまま決まります。重量が幅で示されるのは、水分・粒径・組成・締固めがかさ密度を変えるためです。
砕石とは何ですか?
砕石(クラッシュドストーン)は、天然の岩石(石灰岩、花崗岩、安山岩など)をクラッシャー等の破砕機で人工的に砕き、角ばった形状に篩い分けした建設用骨材です。
土間コンクリートの下にはどのサイズの砕石を敷きますか?
一般的には20 mm前後の単粒度水洗い砕石や4号砕石(20〜30 mm)を約10 cm敷きます。荷重を均等に分散し、地中からの毛細管水上昇を防ぎます。
砕石はどれくらい必要ですか?
面積(縦 m × 横 m)× 厚さ(cm)÷ 100で立米を求め、1.6前後を掛けると必要トン数になります。例:30 m²の進入路に厚さ10 cm敷く場合、3 m³(約4.8 t)が必要です。
砕石1立米の重さはどれくらいですか?
1立米の砕石は約1,420〜1,660 kg(約1.4〜1.7 t)です。単粒度砕石は約1,480〜1,600 kg/m³、転圧したクラッシャーランは1,540〜1,780 kg/m³以上になります。
インターロッキングや敷石の下にはどの砕石を使いますか?
下地路盤にはクラッシャーラン(RC-40やC-30等の粒調砕石)を10〜15 cm転圧し、その上に3 cm程度の敷砂(または2〜10 mmの細粒単粒度砕石)を敷いてブロックを並べます。
砕石の単価はどれくらいですか?
採石場でのバルク購入がトンあたり最も安く、配達では運賃が加わります。ホームセンターの小袋はトン換算でバルクの数倍になります。地域差が大きいので見積もりで比べてください。
砕石は何に使われますか?
道路・駐車場の路盤材、土間コンクリートやアスファルトの下地地業、インターロッキング基礎、暗渠排水トレンチ、鉄道のバラスト、生コンクリート骨材などに広く使われます。
砕石を最も多く消費する産業は何ですか?
土木・道路建設およびインフラ建設業です。高速道路、空港滑走路、基礎工事、ダム、鉄道などの建設で世界中の大半の砕石が使われています。
20 mm砕石は何に使われますか?
最も汎用性の高い骨材です。角ばった粒が揃っており石粉がないため、抜群の透水性と支持力を両立し、暗渠排水、進入路表層、コンクリート配合に使われます。
砕石と砂利の違いは何ですか?
砕石は岩盤を機械で人工的に砕いた角ばった石で、互いにかみ合って強固に締まります。砂利(川砂利・海砂利)は自然の浸食で丸くなった石で、転がりやすく締め固まりません。 丸い砂利や混合砂利は砂利計算ツールで計算できます。
進入路の砕石量はどう計算しますか?
長さ(m) × 幅(m) × 厚さ(cm) ÷ 100 × 1.6でトン数を算出します。多層構造にする場合は下層路盤と表層砕石を分けて計算してください。
円形スペースやファイヤーピットの砕石はどう計算しますか?
半径(m)を測り、面積=3.1416 × 半径 × 半径 で計算し、厚さ(cm)を掛けて100で割ると立米が出ます。これに1.6前後を掛けるとトン数になります。
2〜10 mmの細粒砕石とは何ですか?
約2〜10 mmの細かい単粒度砕石です。透水性舗装の目地砂利、アスファルトチップシール、ガーデンアプローチの化粧敷きなどに用いられます。
13 mm前後の砕石は何に使いますか?
13 mm前後の洗い砕石は、2〜10 mmと5〜25 mmの中間の大きさです。5〜25 mmより歩きやすく締まった表面になりつつ水はけも保てるので、歩道、車路の仕上げ層、配管の敷き材、平板や物置の下の排水層によく使われます。重さは5〜25 mmとほぼ同じで1立米あたり約1,420〜1,600 kgなので、計算ツールのどちらの洗い砕石を選んでもよい目安になります。
クラッシャーラン(粒調砕石)とは何ですか?
粗い砕石から細かい石粉までが連続した粒度で混ざった路盤材です。水を撒いて転圧すると石粉が空隙を埋め、コンクリートのように硬く締まります。
石粉(スクリーニングス)とは何で、どう使いますか?
砕石製造時に生じる0〜5 mm程度の微細な粉砕粉です。敷石・インターロッキングの均し砂、石畳の目地埋め、土壌ミネラル補給などに使われます。
1トンの砕石はどれくらいの量ですか?
1 tは約0.6〜0.7 m³です。厚さ5 cmなら約12〜14 m²、厚さ10 cmなら約6〜7 m²を敷き均せます。