堆肥計算ツール
土壌・有機資材寸法を入れると、買うべき量が出ます
堆肥計算ツールの仕組み
まず体積を求め、そのうえで選んだ材料の推定かさ密度の幅を掛けて重量を示します。推奨発注量には、沈下・地面の不陸・わずかな測定誤差のために10%を加えています。
入力した寸法で
4 m × 2.5 m × (5 cm ÷ 100) = 0.50 m³
前提としたかさ密度: 完熟・ふるい分け堆肥 · 475–712 kg/m³
詳しい内訳
芝生・花壇・鉢に実際どれだけ堆肥が必要か
上の体積計算は正確ですが、堆肥は用途によって必要な量が実際にいちばん変わる材料です。芝生は1 cmに満たない薄い層で表面施用し、菜園の花壇は表層15 cmほどにすき込み、レイズドベッドは充填土全体に混ぜ込みます。一律の計算ではなく、実際に行うことに合った形と深さを選んでください。このツールは立米とリットルで計算し、単位切替で米国単位にも切り替えられます。
堆肥はこのサイトの中で最も重量の幅が広い材料でもあります。ほかのどの資材よりも水分の影響が大きいためです。完熟堆肥の同じ1立米でも、乾いていればおよそ470 kg、水を含みきると950 kgを超えることがあります。そのため下の重量値は、単一の数字ではなくあえて幅として示しています。これは伝票のためではなく、配送の積載制限を計画するために役立ちます。
購入せず自分でコンポストを作っている場合も、このツールの体積側は役立ちます。花壇を満たすのに、特定のコンポスターや堆肥の山からどれだけの完熟堆肥を得る必要があるかが分かるので、コンポスターのサイズを決めたり、裏庭の堆肥の山が菜園の年間の必要量に本当に追いつけるかを判断したりするのに使えます。
堆肥の種類が変わるのは重さで、体積ではありません
必要な立米数やリットル数は、堆肥の種類にかかわらず変わりません。変わるのは重量の目安だけです。腐葉土やふるい分けした完熟堆肥は軽い側に位置し、きのこ堆肥や湿った・密な堆肥はより重く、家畜ふんベースの堆肥は含まれる敷料の量によってさらに重くなることがあります。
| 堆肥 | 重量 |
|---|---|
| 腐葉土 | 356–593 kg/m³ |
| きのこ堆肥 | 534–771 kg/m³ |
| 湿った/密な堆肥 | 712–949 kg/m³ |
| 家畜ふん堆肥 | 593–831 kg/m³ |
堆肥はどれくらい、どの深さで
深さ、あるいは配合比率はプロジェクトごとの判断であり、万能な一つの数字はありません。以下は、よく検索される状況ごとの一般的な目安です。
| 既存の芝生への表面施用 | 0.5–1 cm、年1〜2回 |
|---|---|
| 既存の菜園の花壇の土壌改良 | 表層15 cmに5–8 cmをすき込む |
| 新設レイズドベッドの充填(土と混合) | 花壇全体積の25–50% |
| 培養土への混ぜ込み改良 | 鉢の全体積の10–20% |
袋詰め・バルク・自家製
袋詰めの堆肥は鉢や小さな花壇に向いています。プロジェクトがおよそ2 m³を超えると、バルク配送の方が1立米あたり安くなり、芝生全体への表面施用には実質これが唯一の現実的な選択肢です。自家製のコンポスターやタンブラー式コンポスターは3つ目の選択肢です。ベーシックなコンポスターは手頃な価格で、タンブラー式はその数倍が目安で、軌道に乗れば年に数台のレイズドベッド分をまかなえますが、芝生全体の表面施用をまかなえることはめったにありません。
- 25 × 40 L袋 ≈ 1立米
- 20 × 50 L袋 ≈ 1立米
- 14.3 × 70 L袋 ≈ 1立米
標準的なパレット1台には、袋詰めの堆肥がおよそ1.7〜2 m³分(40 L袋なら40〜50袋程度)積まれますが、正確な数は販売店や袋サイズによって異なります。
堆肥の効果が落ちる2つの原因
未熟な堆肥を使ってしまう
まだ酸っぱいにおいがしたり、中心部が熱を持っていたり、原形をとどめた生ごみが残っていたりする堆肥は、分解が終わっていません。その段階で土にすき込むと、窒素飢餓を起こして植物の根にストレスを与えることがあります。完熟した堆肥は色が濃くてボロボロと崩れ、出てきたコンポスターのにおいではなく土のようなにおいがします。
すき込まずに積み上げてしまう
表面に積み上げたままの厚い堆肥層は、土壌改良材というよりマルチのように働き、根の層を直接改善するのではなく、上からゆっくりと土壌生物に栄養を与えるだけになります。既存の花壇では、上に厚く積み上げるのではなく、堆肥を表層10〜15 cmにすき込んでください。
堆肥について
堆肥に関してよくある質問
なぜ計算値に10%を足すのですか?
余分な材料が、わずかな窪み、沈下、こぼれ、きれいな直角になっていない寸法を吸収します。計算値も表示したままなので、両方の数値を見比べられます。
袋数も同じ量から出しているのですか?
両方を表示しています。「計算値」の袋数は測った体積を満たす数、「発注量」の袋数は10%の余裕を含み、端数を切り上げた数です。
重量の推定はどの程度正確ですか?
体積は入力した寸法からそのまま決まります。重量が幅で示されるのは、水分・粒径・組成・締固めがかさ密度を変えるためです。
堆肥とは何ですか?
生ごみ・庭ごみ・その他の植物性の材料が微生物によって分解され、色が濃くボロボロと崩れる、土のような材料になったものです。土壌の構造・保水性・養分を改善するために使われます。完熟した有機質の堆肥は、ガーデナーが「堆肥土」と呼ぶものにあたります。
どうやって堆肥を作りますか?
炭素分の多い「褐色材」(乾いた落ち葉・段ボール・わら)と、窒素分の多い「緑色材」(生ごみ・芝刈りくず)を、体積比でおよそ2対1〜3対1で交互に重ね、絞ったスポンジ程度の湿り気を保ち、数週間ごとに切り返して酸素を送り込みます。完熟までの期間は、切り返しの頻度によっておよそ2〜6か月です。
コンポスターはどうやって作りますか?
通気穴を開けたプラスチック製の収納ボックス、溶接金網の円筒、積み重ねたパレットなどでベーシックなコンポスターを作れます。熱を保てるだけの体積(目安として最低0.75〜1 m³程度)に加え、通気のための隙間、そして理想的にはミミズなどの土壌生物が入り込める裸地との接触が必要です。
きのこ堆肥はどうやって作り、どう使いますか?
きのこ堆肥は商業的なきのこ栽培の副産物で、通常はわら・家畜ふん・石こうがすでにきのこの収穫に一度使われたものであり、家庭でゼロから作るものではありません。すでに完熟した状態で届き、土壌改良材やマルチとして施用されますが、通常の堆肥より可溶性塩類を多く含むことがあるため、塩分に敏感な植物のまわりでは控えめに使われることが多いです。
きのこ堆肥(マッシュルーム堆肥)と普通の堆肥の違いは?
きのこ堆肥は、きのこ栽培で使い終わった培地(主にわら、家畜ふん、石こう)なので、熟成済みで品質がそろっており、落ち葉や剪定くずの堆肥より1立米あたりやや重いことが多いです。可溶性の塩類が多くpHも高めなので、芝生やほとんどの野菜には合いますが、ブルーベリー、ツツジ、シャクナゲなど酸性を好む植物や幼い苗には向きません。普通の堆肥はロットごとのばらつきが大きいものの、作用は穏やかです。上の計算ツールで「きのこ堆肥」を選ぶと、その重量の幅で計算します。
堆肥の山に入れて良いもの・悪いものは何ですか?
果物や野菜の生ごみ、コーヒーかす、卵の殻、庭ごみ、無地の段ボールや紙はよく分解されます。肉類・乳製品・油分の多い生ごみ・病気の植物・ペットの排せつ物・防腐処理された木材は避けてください。害虫を呼んだり、悪臭を放ったり、堆肥の山では確実に分解できない病原体を持ち込んだりします。
完熟堆肥を庭でどう使えばよいですか?
既存の花壇の表層10〜15 cmにすき込むか、レイズドベッドの充填土全体のおよそ4分の1から半分の割合で混ぜ込むか、すでに定着した芝生に薄く表面施用として広げます。堆肥はそれ単体の培養土ではなく土壌改良材なので、堆肥だけに直接植え付けるのではなく、土と組み合わせて使ってください。
コンポスターの費用はどれくらいですか?
ベーシックなプラスチック製や金網製のコンポスターは、通常もっとも手頃です。回転式のタンブラーコンポスターは容量に応じてその数倍ほど、パレットや余った材料で自作するコンポスターなら、手元にある材料以外ほとんど費用がかかりません。
堆肥の山はどうやって作りますか?
排水のよい平らな場所を選び、褐色材と緑色材が手に入るたびに交互に重ね、湿らせつつもびしょ濡れにはせず、数週間ごとに切り返して酸素を循環させます。少なくとも0.75〜1 m³の山は、小さな山よりずっと熱を保ちやすく、分解が早まります。