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擁壁計算ツール

造園

擁壁の寸法

入力に合わせて更新

目に見える部分の高さです。埋め込む最下段はこちらで加算します。

ブロックの寸法

標準SRW · 幅40 × 高15 cm

一般的な擁壁ブロックで、モルタルを使わず噛み合わせて積みます。

入力した寸法で

8 段 × 1段 15 個 = 120 個

単位系

あくまで目安です。納入業者の製品仕様でご確認ください。

擁壁ブロック

120個

推奨発注量 ・ 余裕10%

132 個

段数
8
1段あたりの個数
15
笠木ブロック
15
壁面の面積
6.00 m²
最下段の埋め込み
15.2 cm
基礎砕石 · 15 cm
0.544 m³
背面の排水砕石
1.80 m³

標準SRW · 幅40 × 高15 cm · 見え掛かり 1.00 m · 最下段を 15.2 cm 埋め込み

費用を概算する
費用の算定基準

発注費用の概算—

各項目は横に表示した数量で算定し、互いに代わりとなる項目は安い方だけを合計します。ビス・金物はこの合計に含みません。

寸法を入れると、買うべき量が出ます

擁壁計算ツールの仕組み

このツールは立米ではなく製品の個数を数えます。したがって答えは、実際に買う部材の寸法によって変わります。選択を変えれば数値も変わります。推奨発注量には、隣に表示したロス率を加えてあります。掛け算を自分でする必要はなく、独立した数値として示しています。

入力した寸法で

8 段 × 1段 15 個 = 120 個

前提: 標準SRW · 幅40 × 高15 cm · 見え掛かり 1.00 m · 最下段を 15.2 cm 埋め込み

同じ現場、次の疑問

この工事に併せて必要なもの

擁壁の構造設計と材料計算

間知ブロック・型枠ブロック・木製擁壁・裏込め排水砕石の数量計算ツール

擁壁(ようへき)は、高低差のある土地で土砂の崩壊を防ぎ、斜面を安定させて平坦な敷地や庭を造成するための重要な土木・外構構造物です。インターロッキング型擁壁ブロック(SRW)、コンクリート型枠ブロック、間知(けんち)ブロック、枕木擁壁など、どの工法であっても正確な材料の拾い出しが不可欠です。擁壁工事には表面のブロックだけでなく、床掘りトレンチ、転圧した基礎砕石、土圧に抵抗するための最下段(根入れ)ブロック、背面の水圧を逃がす透水性裏込め砕石、有孔暗渠排水パイプが必要です。

擁壁に必要なブロック個数を計算するには、まず壁面総面積(㎡)を求めます:擁壁の長さ × 全高(地中に埋まる根入れ段を含む)。総面積をブロック1個あたりの正面面積で割ることで必要個数を算出します(例:標準的な40×15 cmブロックは約0.06 ㎡)。角(コーナー)の加工やカーブ、法面の段切り加工に備えて、常に10%〜15%の予備ブロックを見込んでください。構造的な安全性を確保するため、最下段は擁壁全高の1/10以上(最低10〜15 cm)を地中に埋め戻し、15 cm厚の転圧基礎砕石の上に据え付ける必要があります。

擁壁の倒壊・はらみ出しの最大の原因は「背面の滞水による水圧」です。雨水を含んだ土壌は擁壁に対して巨大な側圧を及ぼします。長期にわたる安全性を確保するため、高さ60 cm以上の擁壁では、ブロック背面直後に少なくとも幅30cmの単粒度砕石(目詰まり防止の透水シートで保護)を充填し、基礎部に勾配をつけた呼径100mmの有孔透水管(暗渠パイプ)を設置して確実に水抜きを行う必要があります。

擁壁ブロック寸法・平米あたり必要数・基礎仕様

標準的な擁壁ブロックの規格寸法、平米あたり歩掛り、重量、基礎砕石の基準仕様。

擁壁擁壁ブロック寸法・平米あたり必要数・基礎仕様
標準SRWコンクリートブロック (幅40 × 高15 × 奥30 cm)正面面積 0.06 ㎡ (約16.7個 / ㎡) · 12–16 kg / 個 (パレットあたり45–60個)
大型構造用擁壁ブロック (幅45 × 高20 × 奥30 cm)正面面積 0.09 ㎡ (約11.1個 / ㎡) · 25–36 kg / 個 (パレットあたり30–40個)
ガーデン花壇用ブロック (幅30 × 高10 × 奥20 cm)正面面積 0.03 ㎡ (約33個 / ㎡) · 6–8 kg / 個 (高さ60 cm未満の簡易見切り用)
標準型枠コンクリートブロック (幅40 × 高20 × 奥20 cm)正面面積 0.08 ㎡ (12.5個 / ㎡) · 鉄筋コンクリート布基礎と鉄筋配筋が必須
防腐加圧注入木材 / 枕木 14 × 14 cm長さ1 mあたり 0.14 ㎡ · 亜鉛メッキ長ビスおよびアンカー控え工が必要
基礎砕石地業 (クラッシャラン C-30/40 / 粒調砕石)仕上がり厚 15 cm · プレートコンパクターで密実転圧
裏込め排水砕石ゾーン (単粒度砕石 5号/6号)ブロック背面幅 30 cm 以上 · 微粉を含まない透水性砕石
有孔暗渠排水パイプ & 透水フィルターシート擁壁基部に呼径100mm有孔管 · 不織布ジオテキスタイル包み

擁壁施工の標準手順・工程

傾きや沈下を防ぎ、数十年耐える擁壁を構築するためのプロの標準施工手順。

床掘り(根切り)
ステップ 1
ブロック奥行きの約2倍の幅(約45〜60 cm)で、基礎砕石15cm厚+最下段の根入れ深さ(10〜20 cm)を確保できる深さまで床掘りを行います。溝底を水平に均します。
基礎砕石の敷均し・転圧
ステップ 2
クラッシャラン砕石を15cm敷均し、プレートコンパクター(ランマー)を用いて5〜8 cm層ごとに硬固になるまで十分に締め固め、完全な水平面を作ります。
最下段(ベースコース)据付け
ステップ 3
基礎砕石の中央に初段ブロックを据えます。水準器を用いて前後・左右の水平をブロック1個ずつ厳密に確認し、ゴムハンマーで微調整します。初段の精度が擁壁全体の仕上がりを左右します。
積上げ & 斜面の段切り
ステップ 4
千鳥積み(目地を半分ずらす)で順次積上げ、背面のロッキングリップや接続ピンを噛み合わせます。傾斜地ではブロック1段分の高さ単位で階段状に段切り(ステップ)します。
暗渠排水管 & 裏込め砕石
ステップ 5
初段背面に有孔暗渠パイプを水抜き勾配をつけて敷設します。背面30cm幅に単粒度砕石を投入します。高さ1mを超える場合はジオグリッド補強土工を2段ごとに敷設し、天端笠木を接着固定します。

擁壁の崩壊・はらみ出しを招く致命的な施工ミス

背面30cmの排水砕石と暗渠排水管の省略

土中に滞留した雨水による水圧は、擁壁倒壊の最大の原因です。水を含んだ土壌は擁壁を前方に押し出します。必ず不織布シートで包んだ呼径100mmの有孔パイプを設置し、ブロック直裏に最低30cmの単粒度砕石を充填してください。

最下段ブロックの埋め込み(根入れ)不足

ブロック初段を地表と同じ高さに据え付けると、擁壁底部の滑動・蹴出し崩壊を引き起こします。初段ブロック全体(擁壁全高の1/10以上、約10〜20 cm)を必ず地盤面下に埋設し、転圧基礎の上に固定してください。

高さ1m超でのジオグリッド(補強土工)の未設置

自重のみに頼る重力式擁壁には高さの限界があります。SRWブロック擁壁の高さが1m〜1.2 mを超える場合や上部に斜面・駐車場などの載荷がある場合は、背面の盛土内にジオグリッドを敷き込んで一体化させる必要があります。

粘土質土壌や表土をそのまま直裏に埋め戻す

粘土や黒土は水分を含むと膨張し、乾燥すると収縮するため、擁壁に過大な繰り返し応力を与えます。ブロック直裏の排水層には必ず水はけの良い砕石を使用し、その背面の盛土も良質な砂質土で締め固めてください。

擁壁に関するFAQ

擁壁の計画・施工・費用についてのよくある質問

擁壁とは何ですか?

擁壁(ようへき)とは、高低差のある傾斜地で土砂の崩落を防ぎ、土圧や水圧を受け止めるために築造される土木・建築構造物です。敷地の段差を安定させ、平坦で有効な敷地(庭、宅地、駐車場)を造成するために用いられます。

擁壁の主な4つの種類は何ですか?

主な4種類は次の通りです:(1) 重力式擁壁(無筋コンクリートや自然石、大型ブロックの自重で土圧に抵抗する形式);(2) 鉄筋コンクリート造カンチレバー擁壁(L型擁壁・逆T型擁壁など、底版と壁体の一体構造);(3) 補強土擁壁 / ジオグリッド擁壁(ブロック背面盛土内に高強度メッシュを敷設して土と一体化させる形式);(4) 控え壁式(バットレス式)擁壁(高層用の補強リブ付き擁壁)。

擁壁の目的や役割は何ですか?

主な目的は、斜面の土砂崩落・土砂流出の防止、大雨時の雨水流出・浸食コントロール、および急斜面をひな壇状の平坦な宅地・庭園・進入路として有効活用することです。

擁壁の耐用年数はどれくらいですか?

適切に水抜き排水処理されたコンクリート擁壁やRC造L型擁壁は50年〜100年以上の耐久性があります。間知石などの自然石積み擁壁も100年以上持続します。一方で、防腐木材や枕木を用いた木製擁壁の寿命は一般に15〜25年程度となります。

最も安く作れる擁壁の工法は何ですか?

最も初期費用が安いのは、高さ80cm未満の防腐処理木材(枕木)擁壁や、モルタルを使わない簡易ドライスタック用ガーデンブロックです。業者施工込みの費用は、自分で資材を買う場合のおよそ2.5〜3倍になります。長期的な耐久性とメンテナンス性を考慮すると、腐食せず高強度のインターロッキング式コンクリートブロック擁壁が最もコストパフォーマンスに優れます。上の費用欄にブロックや石の単価を入れると、ご自身の擁壁の費用が出ます。

擁壁はどのように作りますか?

ブロック擁壁の施工手順:(1) 基礎砕石+根入れ分の深さで床掘りする。(2) 砕石を15cm敷いてプレートで転圧する。(3) 最下段ブロックを水平器で厳密に水平に据える。(4) 目地をずらしてブロックを積み重ね、連結部を噛み合わせる。(5) 底部に有孔排水パイプを設置する。(6) 背面30cmに排水砕石を充填し、高さ1m超なら補強グリッドを敷設、最後に天端笠木を接着する。

斜面(傾斜地)に擁壁を作るにはどうすればよいですか?

傾斜地では「段切り(ステップ基礎)」工法を用います。斜面の最も低い地点から掘削を始め、ブロック1段分の高さ(例:15 cmや20cm)刻みで水平な階段状の床掘り面を作ります。各ステップに15cmの転圧砕石を敷き、必ず一番低い位置から上に向かってブロックを据え付けていきます。

擁壁工事の平米(㎡)あたりの費用相場はいくらですか?

擁壁の費用は、見付け面積(㎡)あたりの単価で決まり、掘削・残土処分・基礎・本体施工を含む工事では、自分で資材を買う場合のおよそ2.5〜4倍になります。現場打ちRC造や高さ2mを超える構造物、石積み仕上げでは、標準的な工事の1.5倍前後からそれ以上になることもあります。上の費用欄にブロックや石の単価を入れると、ご自身の擁壁の費用が出ます。

小さな庭の擁壁(花壇土留め)はどうやって作りますか?

高さ60cm未満の小規模な土留めの場合:(1) 水糸でラインを出す。(2) 深さ10cm・幅30cmの浅い溝を掘る。(3) 砕石を5〜8 cm敷いてタコや木材で突き固める。(4) 1段目のガーデンブロックを水平に並べる。(5) 2〜4段を千鳥に積み上げる。(6) 直裏に15cm幅の砂利を入れ、笠木ブロックをコンクリート用ボンドで接着します。

コンクリートブロック(型枠ブロック/CP型枠)擁壁はどう作りますか?

型枠ブロック擁壁の作り方:(1) 凍結深度以下の深さで鉄筋コンクリート布基礎(厚さ20〜30 cm)を打設する。(2) 縦筋(D10/D13)を40〜50 cmピッチで基礎に埋め込む。(3) ブロックをモルタルまたは空積みで積み上げる。(4) 横筋を2段ごとに配筋する。(5) 中空部に生コンクリート(モルタル骨材)を充填・バイブレーターで密実にする。(6) 背面を防水塗装し、水抜きパイプと砕石を設置する。

擁壁用ブロックはどのように切断(カット)しますか?

切断手順:(1) 4面に鉛筆と定規で切断線を引く。(2) ダイヤモンドカッター付きディスクグラインダーで線に沿って1〜2 cmの深さで溝を入れる。(3) 溝に平タガネ(ブロックタガネ)をあて、セットハンマーで力強く叩いて割断する。綺麗に仕上げるには湿式コンクリートカッターやブロック専用ギロチンスプリッターを使用します。

ブロック積み擁壁の正しい作り方は?

幅45cmの溝を掘り、15 cmのクラッシャラン砕石を敷いて強固に転圧します。初段ブロックを10〜15 cm埋め込み、1個ずつ水平を調整します。段を重ねるごとに目地をずらし、裏面の爪を前段に引き寄せてロックします。直裏に30cmの単粒度砕石を入れ、背面の土を15cm層ごとに転圧しながら立ち上げ、最上段に笠木を接着します。

木製擁壁(枕木土留め)はどうやって作りますか?

木製擁壁の作り方:(1) 法面を掘削し、1.2〜1.5 m間隔で深さ80〜100 cmの穴を掘り、防腐処理済みの角材(120角や150角)を立ててコンクリートで固める。(2) 支柱の山側に厚手の防腐板材(厚さ50mm以上)や枕木を横に並べ、12 mm径のコーチスクリューボルトで固定する。(3) 2.5 mおきに土中に向けて控え材(タイバックアンカー)を取り付ける。(4) 透水シート、暗渠パイプ、砕石を背面に充填する。

現場打ち鉄筋コンクリート(RC)擁壁はどう作りますか?

現場打ちRC擁壁の工程:(1) 凍結深度以深まで掘削し、底版コンクリート用の型枠とD13/D16鉄筋カゴを組む。(2) 底版を打設し、立ち上がり用の差し筋を出す。(3) セパレーターと型枠パネル(コンパネ)で壁型枠を建て込む。(4) 生コンクリートを流し込み、棒状バイブレーターで気泡を抜く。(5) 3〜7日後に脱型し、背面にアスファルト系防水剤を塗布、水抜きパイプと砕石を設置して埋め戻す。 基礎と壁の打設量はコンクリート計算ツールで出せます。